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花兄園開業に至るまで
花兄園の社長である大須賀木(おおすがこだち)は、大手食品会社で家畜のエサの配合を決める仕事をしていましたが、
抗生物質・抗菌剤を多量に投入するやり方に不安や危惧、違和感を覚えていました。
退社後「自分が食べたいと思えるものを作る」という志を持ち、花兄園を開業しエサの配合設計・販売・鶏卵生産を始めました。
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数々の苦境を乗り越えて
鶏のエサの主原料はトウモロコシとなっており、そのほとんどが海外から輸入されたものでした。
しかし、輸送の過程において虫が発生することが多く、エサとなる原料には大量の農薬が散布されている状態でした。
そんな中、大須賀は収穫後に農薬を使用せずに輸入しようと試みました。
成功に至るまでの道のりは非常に長いものでしたが、協力者と共にひたむきに前に進み、
日本初となるPHF(収穫後無農薬)のトウモロコシの輸入を成功させました。
輸入ロットが多量であったり価格が高かったりなど多くの壁が行く手を遮りましたが、
考えに賛同して下さった生協や消費者のおかげで、このような苦境も乗り越えられました。
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社長の思い
大須賀社長は安心・安全に対する想いが強く、東日本大震災が起きるまでの20年間、
ヒナから完全無薬(法定ワクチンは除く)で鶏を育てていました。
完全無薬の卵こそが、花兄園の強み・オリジナリティでもあります。
しかしながら、震災と原発事故の影響により所有していた農場の7割程度が閉鎖となり、
ヒナからの完全無薬が一時的に中断してしまいました。
これによって花兄園は大きな打撃を受けましたが、それでも諦めず、現在は完全無薬の復活に向けて積極的に動いています。
現在はトウモロコシ原料などの値段が大幅に上がっていますが、花兄園はできるだけ価格を維持したいと考えています。
卵の値段を上げてしまうと、一部の人しか買えないものになってしまうためです。
「卵はいろんなところで、いろんな料理に使われるものなので、値段が高くてはいけない。
小さい子供にこそ食べさせたいが、子供のいる家庭はお金がかかるので、
求めやすい価格で提供したい」という想いで、できるだけ求めやすい価格を守り続けています。
求めやすいながらも味は高級卵そのものですので、多くのご家庭に笑顔を届けられると自負しています。
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人気プリンや高級卵の通販
花兄園はこだわりの無添加プリンや安全安心の卵を販売しております。
Non-GMO(非遺伝子組換え)の飼料を使用して鶏を飼育しているため、安心・安全な卵を皆様にお届けすることが可能です。
美味しい卵をぜひご家庭でご賞味ください。
また、ブラジルプリンやシフォンケーキ、マドレーヌ、クッキーなどのお取り寄せスイーツのほか、
花兄園自慢の無添加マヨネーズも販売しておりますので、こちらも合わせてご賞味ください。