Q |
卵の殻にはばい菌がいっぱいついていると聞きましたが、ゆで卵などする前に洗剤などで洗った方がよいのでしょうか?
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A |
厚生労働省の定める「卵選別包装施設の衛生管理要領」により、
卵は150ppm以上の次亜塩素酸ナトリウム溶液又はこれと同等以上の効果を有する殺菌剤を用いることが定められております。
花兄園の卵を含め一般に売られている卵はパッキングされる際に卵殻を洗浄消毒されておりますので、
卵殻表面の菌数は低く抑えられております。
ですので、ゆで卵などをする前に洗剤などで洗う必要はないと思います。
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Q |
どうして価格がこんなに安いのですか |
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A |
弊社の考え方としては
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卵は毎日食卓に上る食材なので、こだわったからといって一部の人しか買えないような価格であってはいけない
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特に小さいお子さんにこそ安全安心な食材を食べていただきたい
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小さいお子さんがいて経済的に余裕のないご家庭でも手の届く価格でなければいけない
という信念のもとに価格設定をしております。
弊社の卵の価格は、一般に「特殊卵」と呼ばれる卵に比べてかなりお求めやすくなっていると思います。
正直、かなりギリギリな価格設定です。
値段は安いですが中身はしっかりしたものをご提供しておりますので安心してお求めください。
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Q |
黄身がオレンジ色の卵がほしいのですが・・・ |
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A |
弊社の卵の黄身の色は一般の卵に比べて薄めです。
卵黄色の濃さというのは飼料に添加する色素の量で自由自在に変える事ができます。
「黄身の色が濃い=色素を多く添加している」と考えていただいて結構だと思います。
一般に「黄身の濃い卵は良い卵である」と認識されている方が多く、
現在生産・販売されている卵は黄身の色を濃くする傾向にありますが、
黄身の濃さと卵の栄養価には全く関係がありません。
このことは業界内では常識となっております。
前述のように黄身の色の濃さはもちろん色自体も色素をエサに添加することで自由自在に変えることができます。
実際、弊社ではお取引している生協さんのお祭りで「黄身の色は操作できます」と題して「黒い黄身の卵」を作り、
展示したこともあります。
通常のエサと色素を加えたエサを交互に与えればマーブル模様の黄身を作ることも可能です。
→実験結果はこちら
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Q |
白身が白濁しているのですが・・・ |
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A |
産卵直後の卵白には二酸化炭素が多く含まれています。
鶏の体内と外界とでは気圧の差があるので卵白中の二酸化炭素が細かな気泡状態になるため白濁して見えるのです。
二酸化炭素は時間がたつと殻から放出されるので白身は透きとおってきます。
よって、白身の白濁は新鮮なものであるという証しとなります。
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Q |
花兄園の卵はゆで卵にすると殻がきれいにむけません |
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A |
卵白中の二酸化炭素の量に起因しています。
詳しくいうと卵白のpH(ペーハー、酸性・アルカリ性をあらわす数値)が低い(酸性)と加熱により卵殻膜(薄皮)と卵白の密着性が高くなるためです。
産卵後1週間くらいたったものでゆで卵を作るときれいにむけます。
殻がきれいにむけないことは白身の白濁と同様に新鮮なものであるという証しとなります。
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Q |
卵を割ったら白身の中に小さな赤褐色の異物がありましたが・・・ |
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A |
おそらく ミートスポット(肉斑:にくはん) と呼ばれるものだと思います。
卵が形成されるときに卵殻色素が紛れ込んでしまうものです。
食べていただいても何ら問題はございませんが、気になるようでしたら取り除いてください。
GPセンターの検卵セクションでチェックはしておりますが、赤殻卵の場合は見分けるのが非常に困難なため、
チェックからすり抜けてしまうものもでてしまいます。
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